2011年12月10日
家づくりに成功するための大切なポイント
家づくりに成功するための大切なポイントとは、・・・

こんにちは、代表の松本青郎です。
まず最初に家づくりの勉強に熱心なあなた様に、仕様パンフレットを読む前に
「家選びで大切なことは何なのか?」を、お知らせしたいと思います。
確かに家を建てるのは高い買い物ですから、仕様や性能について調べるのは
当然です。ですが注意して頂きたいのは工法や建築材料にとらわれないでください。
ということです。
もし、○○工法だからとか、建築材料が○○だからと理由で家を決めると、・・・
家づくりに成功するための大切なポイント(その1)は、
まず、どんなに工法が優れていても、間取りが家族の生活に合っていなかったら、どうでしょう?ということです。
家の『工法・構造・性能』と、『間取り』とはまったく別のモノです。
工法や建築材料を基準に家づくりを決めるのは、「木を見て森を見ず」といえるでしょう。
過去にあった出来事ですが、お客様S様が最大手ハウスメーカーで描いてもらったプラン図を持って来られ、
「これが家族の要望に合った間取りのプラン図だから、これで松本さんで建てたらいくらなのか見積もってください」
とのことでした。
私はそのプラン図を見ましたが、あまりにも問題が多い間取りでした。そのプラン図にリスクやデメリット書き込んで、
「このプランではS様のご家族様が幸せにはなれないので、私達ではこの家は建てられません」と、お断りしました。
後日、S様は来社され私にプランを依頼され、お喜び頂き、私達と家づくりをされました。
自慢話のように聞こえるかもしれませんが、このお話で大切なことは『S様ご自身では想い通りの良い間取りが出来ていると思われていたこと』です。
お客様に嫌われたくないからイヤなことは言わずに、言いなりになってプランを作る住宅会社もたくさんあります。
あるいはその住宅会社の都合に合わせたプラン、その設計者が建てたい家のプランを薦めてくるケースもあります。
あなた様の知り合いでも、材料も工法もお値段も良い大手ハウスメーカーで家を建てたのに、あるいは名のある建築家に頼んで家を建てたのに、生活しにくくて困っている方がいませんか?
「ここはこうしとけば良かった、ああしとけば良かった、・・・動線が良くない」などなど。
こういった事は、いくら良い材料を使っても解決できませんよね。

お客様は家づくりを何年も研究したり何十回も経験されているわけではありませんので、
ご自分で間取りプランの善し悪しを判断できなくて当然なのです。
危ういのは、恐れながら申し上げると、「判断できていると思い込んでいる」ことなんです。
良いことばかり言うのではなくプロとしてリスクやデメリットをお伝えする誠意、
お客様の本当の想いを引き出すヒアリングやインタビューする技術、設計者のプランニング能力・知識・経験・ノウハウなどは、どんなに住宅の仕様パンフレットを見つめてもわからないことなのです。
家づくりに成功するための大切なポイント(その2)
家づくりの勉強をしていて、特殊な工法・構造や特殊な建築材料を見つけますよね。
誰でも新しい良いもを見つけると欲しくなったりします。でも、家については、やり直しがきかないという点を考慮に入れて欲しいのです。
特別な構造体を売りにしている住宅会社があります。良いところは説明してくれますがリスクについては説明してくれないですよね。でも物質である限りすごく良い面があるということはそうでない面も必ずあるはずなのです。
特殊な金物ですごく強く造れるって事は、その金物にすごく強い負担がかかってるってことです。
「50数種の構造計算をして安全性を確認しています」と宣伝している特殊な工法がありますが、
それは特殊なので50数種類もの構造計算で安全を確認しないといけない工法だといえます。
じつは構造計算が発達すると建物は弱くなります。意外に思われるかもしれませんが、
構造計算の精度が高ければ高いほどギリギリまで弱く造れるのです。
斬新な新工法は理論上は大丈夫、でも地震が多い日本で金物に頼ると金属疲労が、・・・ 。
実際、私もいろいろな工法に取り組んできました。現場で実際に触れての体験や感じることは
とても大切です。
家づくりに成功するための大切なポイント(その3)
費用対効果も大切です。それはあなたにとって本当に必要なのでしょうか?
家を建てようと思うと気分は高まりワクワクしてきます。ついつい良いモノを見つけると自分にとって必要でないモノ
まで欲しくなったりします。
例えば、あるお客様A様が羊の毛で出来た○□ウールという断熱材を見つけて私に言いました。
お客様A様:「松本さん、断熱材は○□ウールにしたいんです」
私:「○□ウールですね、ではそうしましょう。で、どういう理由で○□ウールに
したいんですか?」
お客様A様:「調湿機能があるんです、健康に良さそうだし。」 
私:「調湿機能と言っても壁の中に充填するので 室内の空気には
ほとんど影響しないですし、もちろん健康上も室内の人には
良くも悪くもほぼ影響ないでしょうね。」
お客様A様:「・・・、暖かそうです」
私:「暖かさは断熱材の性能によるので、他の断熱材でも同じ効果は
出せますよ」
お客様A様:「じゃあ何が違うんですか?」
私:「羊の毛につつまれた優しい雰囲気と、・・・お値段は高いですね」
お客様A様:「・・・、よく考えるとやさしい雰囲気だけで意味はあんまり無いですね」
私:「ご予算がゆるすのであれば、それも良いと思いますよ。
でも、室内の空気を浄化する塗り壁とかに予算をかけた方がもっと良いと思いますが」
お客様A様:「私もそうしたいと思います」
「○△□の家を建てたい」って気持ちが高まることがあるかもしれません。でも、家づくりは家を建てるのが目的じゃありませんよね、家づくりは家族が幸せに暮らすためですよね。工法や建築材料にとらわれると大切なモノを見失ってしまうかもしれません。
「じゃあ工法なんて何でも良いの?」と思われるかもしれませんね。
「いえいえ、決してそんなことはありません。工法も建築材料も、とっても大切です。ただ、・・・
「ただ、大切な予算ですから、本当に必要なものに使うべきだと思いませんか?
「どうして、それにするのか?」を落ちついて考えてみる必要がありますね。
「私達が建てる家「アクアホームⅡ」の柱はすべて夢の天然桧ひのき、構造材はすべて本物の天然木を使った新世代木造住宅基準を満たす真通気工法です。集成材(接着剤で貼り合わせた木)は一本も使っていません。
「どうして?桧ひのき?天然木?真通気工法?なのか、安全に関わる これでなければならない○○○な理由が有ります。
それは、このパンフレットの中でご説明していきます。
家づくりに成功するための大切なポイント(その4)
当たり前のことなんですが、大切なことです。
同じ図面、同じ材料を現場に持って行っても、施工する職人と現場管理者の能力によって出来てくる家は違います。
例えば、「断熱材は高性能な○△□を使っています。」といっても施工がきっちり出来ていないと、家の断熱性能は簡単に気温にして5度ぐらい変わってきます。
この前も、高気密高断熱あるいは外断熱の家を建てたのに寒いというトラブルが減らないと、建築の技術雑誌に載っていました。
他の例を挙げると、すごく高価なダイライトと言われる構造面材(家の強度をつくりだす為の板、一般的には構造用ベニヤ板を高炭素鋼の釘で止め付ける)があります。
そのダイライトが私の家の近所で使われていました。腕の良い大工さんのようです。
丁寧に釘止めされています。でも、使う釘が間違っていました。
性能が落ちるどころではないのですが、・・・それでも建築確認の検査はパスしています。
現場での施工品質も、どんなに住宅の仕様パンフレットを見つめてもわからないことですよね。
家づくりに成功するための大切なポイント(その5)
以前、ある方に「○□ホームさんはカワックが標準で付いてて お得なんですよ」と言われたことがあります。
自動車に例えれば、カーナビが付いてないクラウンと、カーナビを標準装備したカローラがあったとしましょう。
カローラの方がカーナビが付いていてしかも安いですね。これってお得だって事でしょうか?ちがいますよね。

設備は家ではないですね。
必要であればカワックを付ければいいですし、お風呂に音楽を聞くスピーカーを付けたり、システムキッチンをグレードアップしたり自由に注文出来ます。カワックが付いているとかシステムキッチンやお風呂が高級かどうかは、家の善し悪しではないです。
仕様パンフレットを読む前に、家づくりに成功するための大切なポイント(まとめ)
家の仕様を調べるのは、家を選ぶ一つの要素でしかないのです。
家を選ぶために仕様パンフレットを見るのではなく、自分がどんな家を建てたいのかを考えるための参考にしてください。
「アクアホームⅡ」は注文住宅です。 構造体に使う本物の天然木や、工法、強度についてはグレードアップのみ承りますが、設備・外装材・内装材・副資材などは、あなた様のご希望されるメーカーの建築材料で注文できます。
家づくりは建物の建材の仕様や設備、性能を調べることも大切ですが、
一邸一邸それぞれの家族の生活スタイルに合った家を建てることのほうがもっと大切です。
以上のことを頭の片隅において頂きながら「アクアホームⅡ標準仕様パンフレット」を読み進めて頂ければ幸いです。
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